コーヒーのサワービール【風珈明媚(ふうこうめいび)】のご紹介です

大山山麓の珈琲焙煎工房「トリヱコーヒー」とのコラボ第三弾。

ヴァイツェンの麦汁を久米桜酒造の生酛由来乳酸菌と20世紀梨由来乳酸菌で乳酸発酵させた後、ヴァイツェン酵母で発酵。

さらにグアテマラ豆を使用し、珈琲のロースト香や果実香を抽出。

しっかりとした酸味と珈琲の香味がうまく調和した、新感覚のビールに仕上がりました。


アルコール度数 6.5%
IBU(苦味) 20

コーヒービール3回目になる今回も、大山山麓の珈琲焙煎工房「トリヱコーヒー」とコラボです。

今回は 赤果実系 の香りが特徴のフランス産ホップ「バーブルージュ」を使用することを決めた上で、それに合うコーヒー豆 を選択。

複数の豆でブレンド具合を含めて試した結果、程良いロースト感とベリー等の果実感に加えて、酸味が心地よいグアテマラ豆をシングルで合わせることにしました。

そして乳酸菌は、過去のサワービールでもご好評頂いていた、久米桜酒造の生酛づくりから採取した乳酸菌と鳥取県産20世紀梨から採取した乳酸菌のブレンド。

今回も入念に打合せと準備を行い、仕込みに臨みました。

19時間ほどヴァイツェンの麦汁を乳酸発酵させることで複雑な乳酸菌由来の香味を狙いましたが、仕上がりとしてはしっかりとした珈琲のロースト感がメインでありながら、果実感やフラワリーさもあり複雑な香りもします。見た目は通常のヴァイツェンですが、注ぎながら香るコーヒー香と乳酸菌由来のさわやかな香りも感じられます。

口に含むとしっかりとした酸味もありながらもヴァイツェンの小麦感とコーヒー由来の甘さとジューシーさ、ミディアムなボディー感があり、飲み応えもしっかりです。

その香りと味わいに、2度びっくりする新感覚のビールだと自負しています。